経年変化を楽しむということ
- 13 時間前
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ちょっと前にダイニングチェアを新調しました。
というのも、以前使っていたダイニングチェアは、引っ越す前のマンションに合わせて購入したもので、モダンなデザインとレザーの質感が気に入ってはいたものの、何となく高めの背もたれやシャープなシルエットが新しい空間には合わない気がしたから。
ダイニングチェアは毎日の暮らしの中で最も身近に触れる家具のひとつ。食事をするとき、家族や友人と語らうとき、あるいは仕事や読書をするとき。だからこそ、見た目の美しさだけでなく、触れたときの心地よさや、長く使うほどに深まる愛着も大切だと思ったのです。
新しく選んだチェアは富士ファニチアという徳島県の家具メーカーさんの物。
【富士ファニチア公式サイト】
背もたれが低めで、滑らかな曲線が美しい木製のチェア。
ショールームに並んだウォールナット材のダイニングチェアに一目ぼれしました。木材はほかの種類もあったのですが、これだ!と思ったのはウォールナット材でした。座ってみると、高さといい深さといい、ひじ掛けのフォルムといい、とても座り心地がいい。
さらにその商品の名前が、息子の愛称と同じだったことも、運命を感じたポイントです。
深みのある色合いが生み出す上質な空間。
ウォールナットは世界三大銘木のひとつとして知られています。落ち着いた濃褐色と美しい木目が特徴です。それぞれに天然木ならではの木目の個性があり、違った表情があります。シックで高級感のある佇まいは、モダンなインテリアからナチュラルテイストの空間、リゾート風の空間まで幅広く調和します。難点があるとすれば、価格が少し高めだということ。しかしその価格のハードルを優に超える魅力があります。
ダイニングスペースに置くだけで空間に落ち着きと品格が生まれ、日々の食卓を少し特別なものに感じさせてくれるのです。
ウォールナット材の魅力は、見た目だけではありません。
適度に硬く緻密な木質を持つため、職人さんによって丁寧に仕上げられたチェアは驚くほどなめらかな手触りです。背もたれや肘掛けに手を添えた瞬間、木ならではのやさしい温もりが伝わり、レザーや樹脂製の家具にはない心地よさを感じられます。
特にオイル仕上げのチェアは、木そのものの質感をダイレクトに味わえるのが魅力です。蒸し暑い夏でもさらりとしているし、冬は不快なひんやり感もない。季節を問わず触れやすく、使う人の手になじんでいく感覚も楽しめます。
経年変化が育てる、自分だけの表情
お店の方から、経年変化はウォールナットの大きな魅力なんですよと教えてもらいました。
新品の頃は落ち着いたダークブラウンの色味が印象的ですが、年月を重ねるにつれて少しずつ色が明るくなり、赤みや琥珀色を帯びたやわらかな表情へと変化するといわれています。
朝の光が差し込むダイニングで、ふと椅子を眺めたときに気づく色合いの変化。家族が毎日触れることで生まれる艶。そうした小さな変化の積み重ねによって、家族の歴史をもの語ってくれる存在になると思うと、使い込むのが楽しみで仕方なくなってきました。
傷や擦れさえも思い出の一部となり、その家ならではの風合いをつくり上げていくって素敵すぎる!!
長く使うほど価値が深まる家具
これまで我が家ではレザーの擦れた毛羽立ちやファブリックの傷みが気になったり流行や好みによってダイニングチェアを買い替えてきました。でもウォールナットのダイニングチェアは、むしろ長く使うことで魅力が増し、10年後、20年後には今とは違う異なる表情を見せ、家族の成長や暮らしの変化とともに時を刻んでいきます。
毎日触れるものだからこそ、心地よい肌触りと美しい経年変化を楽しめるウォールナットのダイニングチェアを選ぶ価値があります。
ウォールナットのチェアに変えてから自然と食事以外の時間もダイニングチェアに座る時間が長くなっている気がします。 これからもダイニングチェアとともに家族の経年変化も楽しんでいきたいと思います。



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