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やらない理由は必要ない、買って正解のせいろ料理。

  • THIRD PLACE 制作部
  • 11月25日
  • 読了時間: 4分

更新日:11月26日


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こんにちは。TPスタッフです。

私は育ちざかり男子を育てるワーキングマザーでもあります。

今回のブログは、料理ネタ。といっても、レシピを紹介するものではありません。なんせワタクシ、忙しい時はなるべく手をかけず、冷蔵庫にある素材でパパッとつくれる料理推進派。時短レシピや市販のシーズニングを使ったご飯が進む系のいわゆる❝ワンパン、ワンプレートのずぼら料理❞モノがメイン。今回はそんなレパートリーの中に、せいろ料理が加わったエピソードを紹介したいと思います。



かさばる調理器具、買う?買わない?


寒くなってくると我が家では衣替えとともに、キッチンパントリーの奥にしまった鍋(いわゆる冬版のワンパン)が、使いやすい調理器具一軍選手として登場します。・・・と同時に毎年この時期に、気になるのがずっと奥にしまわれたままの大きなすし桶や、ところてん突き。新婚の時に張り切って買ったモノたちも年数とともにテンションが下がって使わなくなり、いわゆる箪笥の肥やし状態に。無駄なもの買っちゃったな・・・と思うのです。

なので、主婦歴を重ねると調理器具や調理家電を新たに買うときは、使う頻度としまう場所を慎重に考えるようになり、世間でせいろ料理が流行っていても、❝きっとすぐ使わなくなるし、かさばるから買わない❞と見て見ぬふりをしてきたのです。

そんなある日、一人暮らしを夢見る息子から、「一人暮らししたら自炊をする。せいろ料理をするんだ。」そんな言葉を聞いてしまったのです。

これはいかん!母のプライド、我が家のキッチン司令塔としての危機を感じ、置き場の確保をする間もなくあわてて、モールのキッチン用品売り場へ!!なんと、そこにはせいろ専用コーナーができていて、世の中のせいろブームを再確認することになったのでした。

売り場には、大小素材もさまざまなせいろのほか、鍋や蒸し板、蒸し布などがずらりとならんでいます。中にはワンセット買えばすぐにせいろ料理が楽しめる、初心者キットもありましたが、ここはひとつ冷静になって、鍋は手持ちの物、蒸し板は鍋の大きさに合っていれば不要、蒸し布はクッキングシートで代用可能、ということで、もっている鍋の大きさに合う、杉材のせいろのみを購入しました。



ってか、せいろ、万能すぎる


せいろは、木や竹などでつくられているだけに扱いに注意が必要。使う前に水でぬらしたり、直接火が当たって燃えてしまわないようにしなければいけません。その点、IHの我が家は火の心配がないので安心。手始めに、かぼちゃやお肉、ブロッコリーなどをせいろに詰めて、蒸してみました。湯気が上がってくると、キッチンに木の香りと程よい蒸気で癒されるではありませんか。出来上がったものも、ゆでた野菜よりも味が濃くておいしい。料理研究家のレシピを見たところ、ブロッコリーなどはゆでるよりも栄養価も高いのだとか。家族の評価は上々。切って入れるだけなのは鍋料理と変わらず簡単。魚をアクアパッツァ風にしたり、ソースやたれを工夫すれば洋風、中華風どんな料理にもできてしまう。スーパーで買ってきた点心や肉まんも、せいろで蒸すと電子レンジとは違いふっくらジューシーに仕上がるんです。こうしてせいろはほぼ毎日、メイン料理や副菜に使う一軍入りを果たしました。

せいろは使った後も、食洗機、乾燥機などは使えないためブラシで洗い、風通しの良いところで干して保管をしなくてはならず少々面倒。なんですが自然素材なのでキッチンに吊るしていても気になりませんし、意外とアジアンなインテリアにも見えなくない。そんなこんなで、食わず嫌いだったせいろが大のお気に入りになってしまったのです。


肉と野菜を重ねると肉のうまみが野菜に移って美味!
肉と野菜を重ねると肉のうまみが野菜に移って美味!


食わず嫌いも買わず嫌いも損、まずはトライ!


置き場所がないのを理由にせいろを買わなかった私の選択は間違っていました。

時にはあれこれ考えずに、まずチャレンジすることも大切。

このきっかけを作ってくれた息子には感謝!彼が晴れて一人暮らしデビューする暁には、新しいせいろを買ってあげようと思います。

 
 
 

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