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勝利を支える「分析力」―アナリスト―サッカー日本代表に学ぶ、分析が企業の未来を変える理由

  • 2 日前
  • 読了時間: 4分

ワールドカップ2026が幕を閉じましたね。今大会もいろいろなドラマが生まれました。・・・が、今回私がこのブログで取り上げたいのは、アナリストの存在について。


サッカーの試合は90分ですが、勝負はキックオフの何日も前から始まっています。近年のサッカー日本代表は、選手の技術や監督の戦術だけでなく、その裏側を支える「アナリストチーム」の存在が世界でも高く評価されるようになりました。そこには東大や筑波大といった名門大学のアナリストメンバーも大勢参加しているとメディアでも紹介されていました。


これまでのアナリストの仕事は試合映像を繰り返し見返し、相手チームの特徴を解析するなど、その作業は地道なものが中心でしたが、近年はテクノロジーの進化によって分析の質もスピードも飛躍的に向上しています。

ウェアラブルなどGPSデバイスによる走行距離やスプリント回数、心拍数などのフィジカルデータ、ドローンや高性能AIカメラによる選手やボールの位置情報、さらにはAIを活用した画像解析によって、選手一人ひとりの動きやチーム全体のフォーメーション変化まで数値化できるようになりました。


例えば、「相手チームはボールを失った直後の5秒間に最もボールを奪い返しにくる」「左サイドバックが前線へ上がった後ろのスペースを狙われやすい」とか「セットプレーでは特定の選手が必ずニアサイドへ走り込む」というような特徴も、映像解析やデータ分析によって客観的に把握できます。

さらに、自チームについても分析は欠かせません。選手ごとの運動量やパス成功率だけでなく、どのエリアでボールを失うことが多いのか、どの時間帯に守備の強度が落ちるのか、誰と誰の組み合わせが最もチャンスを生み出しているのかまで可視化されていくのです。


アナリストの仕事は、単に数字を集めることではありません。膨大なデータの中から勝敗を左右する重要な情報を抽出し、監督や選手が瞬時に理解できる形へ整理することです。

どれほど優れた分析でも、現場で活用されなければ意味はありません。アナリストに割り当てられた役割、分析とは「情報を集める仕事」ではなく、「意思決定を支援する仕事」だと思うのです。


この考え方は、ビジネスの世界にも置き換えられるのではないでしょうか。

ビジネスの現場では日々、大量のデータが生み出されています。営業活動、顧客情報、販売実績、Webサイトへのアクセス、SNSの反応など、あらゆる場面でデータは蓄積されています。しかし、それらを十分に活用し、問題解決に活かせている企業は多くありません。「数字は集めているが、どう分析してよいかわからない」という声も聞かれます。

とはいえ市場環境の変化が激しい現在では、経験や勘だけに頼った経営には限界があります。そこで重要となるのがデータの分析能力なのです。

例えば販売部門であれば、「なぜ成約できたのか」「なにが評価されたのか」「契約の背景」を分析することで、成果を再現できる営業プロセスが見えてきます。


また、映像技術の進化による分析も飛躍的に進んでいます。サッカー日本代表における、映像は単なる記録ではありません。画像解析によって選手のポジショニングや守備ラインの乱れ、相手の戦術変化などが数値化され、戦略立案の重要な材料となっています。


マンションの販売現場でも同様に、眺望のシミュレーションやVRなどより現実に近い映像や画像を流れに沿ってみてもらうことで、顧客にとっての判断材料がより明確になり、自身にとってそれがメリットなのか否かをジャッジしやすくなります。

またその結果を分析し、顧客にとって「なにが決め手となったのか」「何がネックとなったのか」を客観的に理解できれば、次に取るべき行動が明確になります。

一方で分析を行わない組織では、「今回は運が良かった」「景気が悪かったから仕方ない」といった感覚論に終始しやすく、成功も失敗も組織の知見として蓄積されません。


サッカー日本代表が世界の強豪国と互角に戦えるようになった背景には、選手の能力向上だけではなく、分析技術や情報活用の進化があると考えます。そして、その分析結果を監督や選手が信頼し、意思決定に活かす文化が根付いていることも大きな要因です。


ビジネスの現場や事業計画も同じです。AIやデータ分析の技術が進化する今、本当に競争力を左右するのは、データをどれだけ集めるかではありません。集めた情報をどう読み解き、どう意思決定につなげるかです。


これからの時代は、「経験」と「勘」を否定するのではなく、「データ分析」という新たな視点を掛け合わせることで、より精度の高い判断が求められます。


ピッチで勝利を導くのはゴールを決める選手ですが、そのゴールを生み出す土台を築いているのは、目に見えない分析力です。

ビジネスの世界でもまた、企業の未来を左右するのは、表舞台の華やかな成果だけではありません。その成果を支える分析力こそが、これからの競争力の源泉となるのではないでしょうか。


私たちTHIRDPLACEも住宅販売の現場を成功へと導くアナリストのような存在になりたいと思っています。







 
 
 

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