身体を動かすと、思考も動く。

最近、改めて思うことがあります。
それは、
「移動するって、けっこう大事だな」
ということです。
仕事では月に2〜3回ほど出張に行きます。
大阪、東京、広島、福岡。
行くエリア自体はある程度決まっていますが、それでも本拠地である愛知とは、やっぱり何かが違います。
街のつくり。
人の歩くスピード。
話し方。
食事。
空気感。
言葉ではうまく説明できないけれど、身体がその土地の何かを吸収して帰ってくる。
そんな感覚があります。
少し前には、プライベートで家族と秋田へ行きました。
僕にとっては、これまでまったく縁のなかった未開拓の土地です。
初めて見る景色。
初めて食べるもの。
初めて歩く街。
食事も新鮮。
空気も新鮮。
会う人も新鮮。
もちろん同じ日本人なのですが、どこか少し違う。
でも、その違いが心地よくて。
そして、会う人会う人があたたかい。
「ああ、こういう空気の場所もあるんだな」
と、すごく印象に残りましたね。
身体をいつもと違う場所へ移した、それだけのことかもしれません。
でも、それだけで自分の中に入ってくる情報が一気に変わります。
見えるもの。
聞こえるもの。
食べるもの。
話す人。
全部が少しずつ違う。
僕はこれって、コンフォートゾーンから出る方法のひとつなんじゃないかなと思っています。
コンフォートゾーンというのは、
自分にとって安心できる場所、
慣れていて、ある程度予測できる領域のことだと思っています。
安心できる場所があること自体は、とても大切です。
でも、そこにずっと留まり続けていると、
どうしても見える景色や、会う人や、入ってくる情報が似てきます。
それは心地いい反面、
新しい気づきや成長のきっかけは生まれにくくなる。
だからこそ、
ときどき自分からコンフォートゾーンの外へ出ることが大切なんだと思います。
ただ、これを難しく考える必要はない気がしています。
何か大きな挑戦をしなくても、
身体をいつもと違う場所へ移してみる。
それだけでも、
自分の「当たり前」から少し外に出ることができます。
いつもの新幹線から特急電車に変えてみる。
飛行機から、あえてバスに変えてみる。
知らない駅で降りる。
初めての道を歩く。
身体が先にいつもの環境を離れることで、
頭も自然といつもとは違う動きを始める。
「出口どっちだ?」
から始まることもあります(笑)。
普段使わない交通手段に乗れば、それだけでも少し頭を使う。
新しい人と会えば、相手の話を聞きながら、自分の考えも整理されていく。
知らない街を歩けば、
「こんな店あるんだ」
「この街、面白いな」
「こういう考え方もあるのか」
と、勝手にアンテナが立ち始めます。
僕は、この感覚がけっこう面白いと思っています。
自分を変えようとするより、
まず自分のいる場所を変えてみる。
そうすると、
身体が先にコンフォートゾーンの外へ出て、
思考はあとからついてくる。
そんな感じです。
そして、これは初めての場所だけではありません。
東京も大阪も広島も福岡も、仕事で何度も行っています。
それでも、愛知を離れてその土地へ行くことで、自分の中のモードが少し変わります。
いつもと違う人に会う。
違う街を見る。
違う空気を吸う。
そして愛知に戻ってくる。
すると、同じ景色なのに少し違って見えることがあります。
移動するということは、
単にA地点からB地点へ行くことではない。
自分の「当たり前」から少し離れることなのかもしれません。
THIRD PLACEでも、
机の上だけで答えを出すのではなく、
現場に行って、人に会って、話を聞いて、その中からアイデアを考えることを大切にしています。
少し同じ毎日が続いているな。
そんな時は、
いきなり大きな挑戦をしなくてもいい。
いつもと違う場所へ行ってみる。
行ったことのない街を歩いてみる。
普段会わない人に会ってみる。
身体を少し違う場所へ置いてみる。
それだけでも、自分の中の何かは動き始める。
景色が変わると、思考も変わる。
思考が変わると、次の行動も少し変わる。
だったらまずは、
身体を先に動かしてみる。
それくらいが、
コンフォートゾーンを出る最初の一歩として、
ちょうどいいのかもしれません。



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