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地元名古屋でリアルなスポーツ観戦と選手たちの想いを感じる。

9月28日
読了時間: 3分

私の地元・名古屋で開催されているアジア大会。せっかくの機会だからと、家族で新しくなった名古屋市瑞穂公園陸上競技場へ、陸上競技を観戦しに行ってきました。


実は、陸上競技を会場で観るのは今回が初めて。テレビでは何度も見たことがあるけれど、実際のスタジアムではどんな雰囲気なんだろう。どんな音がして、どんな盛り上がり方をするんだろう。そんな期待と少しの緊張を胸に、会場へ向かいました。


競技場に入ってまず感じたのは、その熱気です。


会場にはノリのいい音楽が爆音で流れ、いろいろな国の言葉が飛び交い、スタンドからは大きな歓声が響いています。競技が始まる前から、すでに会場全体が一つのお祭りのような雰囲気。テレビで見るスポーツ中継とはまったく違う「生」の迫力に、入場した時点ですでに気持ちが高まっていきました。


そして競技が始まると、想像していた以上に目が忙しい。


テレビ観戦では、その瞬間に注目すべき競技を画面で見せてもらえます。しかし、陸上競技の会場ではそうはいきません。トラックではレースが行われている一方で、フィールドでは走り高跳びや投てきなど、別の競技が同時に進んでいます。

野球少年である甥っ子から「見て!ハンマー投げすごいよ!」といわれれば

「え?どこどこ?」

「今、あっちも見たい。でもこっちも見逃せない!」「手拍子しなきゃ!」

そんな嬉しい悩みの連続でした。


陸上競技は、100メートルやリレーなど、テレビでよく見る有名な種目だけではありません。今回、実際に会場で観戦してみて、これまで知らなかった競技や選手にもたくさん出会いました。

そして、知らなかったからこそ、生で見ることで強く心を動かされる瞬間がありました。


選手がスタートラインに立った時の高揚感。スタート前の静寂と張りつめた空気。ゴールした瞬間の喜びや悔しさ。そして、スタンドから送られる大きな声援。画面越しではなかなか伝わらない空気感が会場にはありました。


何より興奮したのは、メダル獲得の瞬間に何度も立ち会えたことです。

国旗掲揚時は客席も起立します。

表彰台に上がる選手を見ながら、「今、この瞬間を自分も同じ場所で見ているんだ」と思うと、なんとも感慨深いものがありました。

また、今回の観戦で私が一番心を動かされたのは、実は競技そのものだけではありませんでした。


競技を終えた選手たちのインタビューです。


メダルを獲得した選手の喜びの言葉だけでなく、そこに至るまでの苦労や苦悩、思うようにいかなかった時間の長さ、支えてくれた人たちへの感謝。涙を流しながら話す選手もいれば、満面の笑みで喜びを語る選手もいます。

その言葉を聞いているうちに、こちらまで胸がいっぱいになり、思わず涙が出そうになりました。

競技を終え、きっと気持ちの整理をするのが難しい選手もいるでしょう。けれど、自分の言葉で気持ちを話し、反省を語り、支えてくれた人や応援に感謝する。それこそがトップアスリートが持つ強いメンタルなんだろうなあと感じました。


競技中に見えているのは、ほんの数分、あるいは数秒の勝負です。でも、その一瞬のために、選手たちは長い時間をかけて努力を積み重ねている。そう考えると、走る、跳ぶ、投げるというシンプルに見える競技の一つひとつが、まったく違って見えてきます。インタビューを聞くと、ますます応援したくなります。


今回の観戦で、陸上競技の楽しさを改めて感じました。

また選手たちから発せられる言葉にも心を打たれました。


テレビで知っている選手を見るのももちろん楽しい。でも、会場に行ってみると、これまで知らなかった選手や競技との出会いがあり、そこから新しい「応援したい」が生まれる。

これも、生観戦ならではの魅力なのだと思います。

「また、ぜひ行きたい」。

帰り道には、そんな気持ちになっていました。

 
 
 

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